春日井で腰痛・肩こりの整体なら
鍼灸マッサージ室 ゆうせん
愛知県春日井市篠木町の鍼灸マッサージ室ゆうせんの山本眞幸です。
このページでは日々の治療の中で気がついたことや感じたことを書いてみます。
治療が上手くいった、痛みが取れなかったなど
その原因などを自分なりに考えてみたいと思います。
首の痛みで来室された初診の60代女性患者様との話の中で、今回の痛みで通っていた鍼灸院の治療が物足らないと仰っていました。
屋号を聞き、後で調べると経絡治療の鍼灸院でした。
経絡治療とは東洋医学に基づいて気・血・津液を整える治療法で、鍼先を皮膚に接触させたり、刺してもごく浅く刺入することが殆どです。
話によると何回か通われたそうなのですが症状にあまり変化がなかったこと、痛みの出ている患部に対する直接的なアプローチがなかっことなどで当室にこられたとのことでした。
鍼灸に限ってもトリガーポイントなど西洋医学的視点、経絡治療のように東洋医学的視点、あるいは両方など人により治療法は様々です。
今回の話を聞いて思うことは患者様にへの説明やコミュニケーションが不足していたのかな。
患部に対するアプローチがなかったことが問題なのではなく、その治療をした理由をちゃんと説明し理解してもらう努力が足らなかった。
また数回治療して効果が変わらなければ違う視点でのアプローチを加えるなどの柔軟性も施術者には必要なんだろう。
自分にも言い聞かせています。
週2回訪問マッサージに伺っている90代の男性患者様がいるのですが、最近夜中に何度もトイレで目が覚めるようになったと娘さんから聞きました。
以前から夜間に1、2回トイレで目が覚めるという話は聞いていたのですが、ここ数週間は3、4回になっているそうです。
真っ先に思い浮かぶのは「過活動膀胱」や「前立腺肥大」です。
この患者様も後者の診断は受けていますし前者も年齢的に十分考えられますが、急に悪化することは個人的に考えにくいように思います。
そこで考えられる原因は自律神経などの乱れです。
ここ半月ほど雨天や曇天が続いていて、例年と違い急に朝晩など涼しくなってきました。
東洋医学的には冷えは夜間頻尿に大きく関与しますし、自律神経の乱れは睡眠に関与します。
夜中に目が覚めると習慣でトイレに行ってしまいますが、必ずしも尿意で目が覚めたとは限りません。
この患者様には体内時計と整えるために朝に太陽の陽を浴びることや下腹部を温めるようアドバイスしました。
少しでも改善すればいいのですが・・・
先日初診で来室された50代女性患者様の主訴は右肩関節痛でした。
腕も90度まで何とか上がりますが、肩も同時に上げってしまう代償動作が大きく出ています。
整形外科では骨には異状がなく、リハビリしているげどあまり改善していないようです。
当室には肩関節痛の患者様も多いのですが軽症であれば1回で治るとは言いませんがある程度は改善します。
ただ今回は症状が重い部類で時間がかかりそそうです。
そんな中で患者様から手術を勧められて悩んでいるという話を聞きました。
内容からどうやら「サイレントマニピュレーション」のことだと理解しました。
この手術は最近聞くようになった方法で、麻酔で肩関節を麻痺させて肩を他動的に動かして癒着をはがし硬くなった関節包を広げる手術です。
この手法はこの10年ほどで広がった治療法で、当室でも何名か治療を受けた方が来室されています。
この方法は麻酔である意味強引に可動域を広げるので、麻酔が切れてから1週間程度は痛みが出ることがある点、3か月間は積極的にリハビリに通う必要がある点は注意が必要です。
今回の症状から整形外科のリハビリや治療院の治療ではかなり時間を要することが考えられることやサイレントマニピュレーションの内容を説明して、ご自身でもネットなどで調べてもらうように話をして治療を終了しました。
新規で来室された40代の男性患者様のお悩みは右肩の痛みです。
ただし肩を動かして痛みが出るのは胸と背骨沿いで、また深呼吸でも多少痛みが出ています。
話によるとストレッチポールやフォームローラーみたいな治具に仰向けで乗り腕を動かすという運動を教えてもらったそうで、1時間程したら翌日肩関節が痛みで上げられない状態になったそうです。
整形外科で画像所見は異状なしで、抗炎症剤注射をしたら肩の痛みは治まりましたが背中や胸の痛みが出てきたそうです。
統計は取っていませんが当室では腰、首に続いて多いのが肩関節の痛みではないかと思いますが、こうした痛みの出方はほとんど経験がありません。
まず痛みの出ている場所ですが胸は胸骨と鎖骨や上部肋骨とのつけ根(胸鎖関節、胸肋関節)、背中は上部の背骨と肋骨のつけ根(肋椎関節)付近になります。
これらの場所には大胸筋や僧帽筋、菱形筋などもありますし、深呼吸で痛いということを考えると肋間筋などの可能性もあります。
治療方針としては痛みの出ている部分の炎症を抑えることとし、右上部胸椎の際(肋椎関節や筋肉の付着部)右胸骨の際(胸肋関節、胸鎖関節、筋肉の付着部)に鍼灸治療を行いました。
治療後に再度動かしてもらうと痛みは残っていますが、かなり減少したとのことでした。
ホッとしたと同時に普段あまり意識することがない肋椎関節や胸鎖関節、胸肋関節などについて調べてみたいと思います。
2ヵ月に一度くらいのペースで来室される40代の男性患者様ですが、その日は首の痛みでおみえになりました。
あん摩マッサージと電気鍼(低周波鍼通電)を含む鍼灸を行いましたが、治療終了直後の段階では思ったほど痛みが取れていなくて残ってしまいました。
それからひと月ほどして来室された際に前回の経過を伺ったところ、「3日後くらいにスッと痛みが取れた」と仰っていました。
痛みがその場で消失することもありますが、半日~翌日に一旦だるくなってその後楽になるという話を聞くことも案外あります。
ただ個人的に3日後というのは稀な気がします。
施術直後にはあまり手応えがなかったので、経過はどうあれ痛みが消失したことは良かったです。
今後はもっと早くに効果が出せるように精進したいと思います。
6/14付「右鼡径部の治療」で紹介した患者様が2ヵ月ぶりに来室されました。
今回のお悩みは首と腰でしたので前回の右鼡径部の痛みがどうなったのか伺いました。
そしたら治療後痛みは無くなったとのことでホッとしました。
鼡径部や膝に関しては荷重関節であり、患者様の年齢層にもよりますが3~50代が多い当室では骨や軟骨に異常があるケースもあります。
また部位が陰部に近いだけでなく、鼡径部や下腹部は浅い位置に臓器や神経、血管などがあり鍼灸が向いている部位とは言えません。
今回は20代で趣味が登山ということもあり骨や軟骨は考えにくく、グロスペイン症候群など筋腱の炎症の可能性が高い。
対象の腸腰筋はあん摩マッサージ、縫工筋や大腿直筋は電気鍼(低周波鍼通電)を加える形で行っていました。
先日不眠にお悩みの方からの問合せが電話であり、施術中でしたので終わってからかけ直しお話を伺いました。
どうやら4日程前からほとんど眠れなくなったとのことでした。
まず私が伝えたのは鍼灸やあん摩マッサージなど手技療法による不眠などの不定愁訴への治療には即効性はあまり期待できないということです。
不眠で通われた方もそれなりにいますが、数週間から数か月という期間を前提に治療を行い改善したケースが殆どです。
ですから今回のように即効性を求められるケースはしっかりと当室でできることとそうでないことを伝える必要があります。
腰痛など整形外科的な症状についてはある程度即効性のある治療ができますが(骨折などは除く)
不眠など自律神経が関わるような症状の場合は中長期的に体質を変えていくという性格が強いことを説明しました。
そのうえでどうするか伺い、結果的に医療機関に行くとのご返事でした。
そして医療機関などを受診することや筋弛緩法などのセルフケア方法を伝えて終了しました。
これを機に不眠に対する治療を改めて見直してみたいと思います。
もう10年近く前の話になりますが、当時私が勤めていた接骨院にアキュスコープという微弱電流の治療器が導入されました。
今ほど物価が高騰する前で2000ccクラスの車が買える位の高額な機械でした。
微弱電流は普段私たちの体に流れていて怪我などで組織を痛めるとその電流が乱れるのですが、それを整えるのがアキュスコープです。
当時最新式と言われていて、値段が高額なので導入する治療院も限られるためとても期待していました。
ただ結論からいうと上手く使いこなすことができませんでした。
微弱電流は組織の修復を促進して治療期間の短縮ができるのですが、1つ欠点というか注意が必要だったんです。
それは通電する電流がとても弱くて全く感じないことです。
一般的な低周波治療などは電気を感じて筋肉が動くなどマッサージ効果があるだけでなく、電気刺激によって痛みの脳への伝達をブロックする鎮痛効果があります。
ただアキュスコープなどの微弱電流は組織の修復には優れていますが、短期的な鎮痛効果があまりないんです。
本来は痛みを取るための治療に加える形で導入すべきだったんですが、微弱電流に関する知識が足らず思ったような効果を出すことができなかったと記憶しています。
もし今アキュスコープを使えたなら当時よりは効果が出せるような気がしますが、高額過ぎて手が出ません^^
1年ちょっとぶりに来室された60代男性患者様の主訴はぎっくり腰です。
前日の夜から症状がひどくなってきたのであさイチでのご予約でした。
ぎっくり腰を含む腰痛が当室で一番多い症状で、メイン治療は状況が許せば電気鍼(低周波鍼通電)を行うことが多いです。(鍼灸経験によります)
電気鍼の機械を変えて以降は微弱電流(マイクロカレント)による電気鍼を加えるようにしています。
私の感覚ですが微弱電流を加えるようになってからの方が予後が良いように感じています。
難しい話は避けますが微弱電流は組織の修復を早める効果が期待できるので、スポーツの現場などを中心に取り入れられています。
この患者様が2週間後に別の患者様を連れてきてくれたのですが、その際に腰の調子を聞いたところ順調とのことでした。
本当は継続的に行うと効果が高いそうですが実費の治療院では難しいので、少しでも痛みを軽減できるように施術したいです。
患者様との問診や施術中の会話の中で今まで通っていた治療院や施術所の話になることがあります。
その中で整体やカイロプラクティックに通っていた方もいて、その手技について聞いたりすることもあったりします。
日本では整体やカイロ手技に関する国家資格がないため、鍼灸師やあん摩マッサージ師、柔道整復師などの国家資格を取得して、それとは別に整体を学ぶ方法と
国家資格ではなく民間資格のまま施術する方法があり、多くは後者ではないかと思います。
確かに民間資格では学校によって解剖学や生理学などをバイト(医療系専門学校の生徒など)が教えていたりといい加減なところもあります。
国家資格のための医療系専門学校では医師や教員免許をもった先生が教えていますから、基礎となる身体に対する知識が違うという点はあります。
特に私が気になるのは「すべての痛みの原因は身体(骨)の歪みにある」という考え方です。
様々な患者様の治療をしているとわかるのですが、痛みには様々な原因があり歪みを矯正するだけでは治りません。
また私たち施術者は万一患者様に怪我をさせた場合のための施術者用の傷害保険に加入するのですが
私の加入する保険では頚椎への矯正手技は対象外になっているので危険度が高いんです。
(もちろん鍼灸でもひどい火傷をさせたり、肺に刺して気胸になるなどの危険もあります)
そして民間資格では「マッサージ」「接骨院」「整骨院」などの名称が使えないため、整体に詳しくなくても「整体院」と名乗っている場合もあります。
私は整体やカイロプラクティックを否定するわけではありませんが、施術者のプロフィールや資格などを確認して選ぶのが良いと思います。
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