春日井で腰痛・肩こりの整体なら
鍼灸マッサージ室 ゆうせん
愛知県春日井市篠木町の鍼灸マッサージ室ゆうせんの山本眞幸です。
このページでは日々の治療の中で気がついたことや感じたことを書いてみます。
治療が上手くいった、痛みが取れなかったなど
その原因などを自分なりに考えてみたいと思います。
この日初診で来室されたのは40代の男性患者様で症状は左肩の痛みで、いわゆる四十肩・五十肩です。
整形外科でヒアルロン酸注射や電気治療、リハビリを行ったそうですがあまり変化はなかったそうです。
特に外転動作(腕を横から上げる)で痛みや制限が出ていることが一番気になるようでした。
そして自動運動(自分で腕を上げる)だけでなく他動運動(他人に上げてもらう)でも痛みが出ているので、インピンジメント症候群や上腕骨頭の前方偏位なども可能性があります。
先ずはあん摩マッサージなどで施術すると外転動作以外は改善したのですが、肝心の外転はあまり変化はありませんでした。
次に鍼灸治療を置鍼(刺したまま10分程度そのままにする)で行うと、痛みや制限がゼロではありませんがかなり改善していて患者様も少し驚かれていました。
私は鍼で改善するなら、あん摩マッサージでも多少は改善できると考えています。
しかし今回のようにあん摩マッサージでほとんど改善しなかった場合はあまり良い記憶がないので正直不安でした。
ホッとしました^^
2週間ほど前に初診で来室された30代の男性患者様が2回目の治療におみえになりました。
前回は4日ほど前に首を痛めてその後悪化したとのお話で、首の痛みも強くてあらゆる方向に首を動かすと痛みが出ていました。
特に後ろから首を少し押し込むと強い痛みが出ていました。
患部へのあん摩マッサージなどは避け、肩甲骨などの関連部位に行うことにして患部へは電気鍼(低周波鍼通電)を急性期用に周波数を変更して施術しました。
正直その場では大きな変化はなくてその後が気になっていました。
今回前回以降の経過を伺ったところ、1~2日後には痛みがスーッと引いたとのことで驚いたと同時にホッとしました。
痛みが強く炎症が起きているケースではすぐに炎症が治まることは少ないので、どうしても痛みが残ってしまいますがとにかくよかったです。
鍼灸マッサージ室ゆうせんでは治療院内での施術の他にご病気などで通院できない患者様の訪問治療を行っています。
その中に老人ホームに入居されている患者様がみえるですが、そこで先々週と今週の2度コロナウイルスに感染した入居者が出ました。(訪問治療は中止になっています)
幸い私の担当している患者様ではありませんでしたが注意が必要です。
普段施術をする時はマスクと消毒は心がけていますが、よく考えるとプライベートではマスクをすることもなくなりました。
人混みが多い場所に出かける際には注意したいですね。
私は趣味で名古屋に映画を観に出かけることがあるのですが、映画館内や電車内ではマスクをしようと思います。
この日初診で来室された40代の女性患者様の症状は右のテニス肘(上腕骨外側上顆炎)です。
趣味でテニスをしていて痛みが一番ひどかったのは5月頃。
その後は整形外科に通って痛みは減少しているが今一歩ということで鍼灸を希望されたとのお話でした。
徒手検査でトムゼンテスト、中指伸展テストが陽性であることから典型的な上腕骨外側上顆炎です。
あん摩マッサージで短橈側手根伸筋他を緩め痛みの緩和が確認できたら鍼治療を行いました。
最後に確認するとまだ痛みが少し残っていたので運動鍼や円皮鍼(鍼のテープ)で痛みは一旦は消失しました。
テニス肘は使い過ぎが原因ですから使わずにいれば痛みは治まります。
ただこの方の場合は利き手の右ですから仕事で使いますし、趣味のテニスも楽しみとして続けています。
この辺は難しいところですが、痛みも減少しているので現状で良いのではないかと思います。
ストレッチなどのセルフケアをアドバイスし治療は終了しました。
9/1付「整体院で治らなかった前腕の痛みと鍼灸治療」で紹介した女性患者様が2度目の来室をされました。
初回では施術終了時点で一旦は痛みが消失したのですが時間経過とともに痛みが出てきたそうです。
ただ痛みはかなり小さくなっているとのことでした。
やはり前回同様左前腕の回内動作と手関節背屈動作で痛みが出るのですが、前回が左前腕尺側全体に痛みがあったことと比較すると今回は場所もかなり限定されています。
治療を始めると左前腕屈筋群の尺側に硬くなった筋肉を触知し、どうやら尺側手根屈筋ではないかと思います。
まずあん摩マッサージや筋筋膜リリースなどで緩めたり癒着を解消するようにしたところ痛みはかなり改善し、その後鍼灸治療を行いました。
前回同様一旦は痛みが消失し治療は終了しました。
この調子で痛みが減少していけばいいな^^
当室には鍼灸を希望されない患者様も来室されます。
腰痛は当室で一番多い症状なのですが、最後に残ってしまった痛みを例え一時的であろうと取るには鍼が一番だと思います。
しかし鍼灸を希望されない患者様で痛みが取り切れなかった際にどういう手技が有効なのか・・・?
これが肩こりならストレッチポールなどでも改善することはあるのですが、腰痛はそこまでではありません(私の経験上)。
そこで最近仙腸関節へのモビリゼーション(モビライゼーション)を加えて症状の変化を観察しています。
モビリゼーションとは関節への治療方法の一つで、関節の可動域を広げたり、動きを良くしたり、痛みを和らげたりする効果が期待できます。
今までもモビリゼーションは治療に組み込んで行っていましたが、こういった形で検証するのは初めてです。
今のところ結果は上々で、仙腸関節モビリゼーションを行う前と後では痛みが減少していることが多いです。
ただ腰痛には様々な原因があるので全てにおいて有効というわけではないことは頭に入れておかなければいけませんが・・・。
年に数回不定期に通って頂いている40代女性患者様は鍼灸は苦手でいつもあん摩マッサージのみのコースです。
この日の症状は主に右肩甲間部の痛みで首を動かすと痛みが出ます。
痛みの部位から考えると①肩甲挙筋、大小菱形筋、板状筋、僧帽筋などの筋肉が原因、②肩甲背神経などの神経絞扼による痛みなどがあり得ます。
屈曲伸展、左右回旋、左右側屈すべてで痛みが出るのですが位置が微妙に違ったりしています。
いろいろと検査し疼痛誘発動作をしてみると②の神経絞扼ではなさそうなので、個々の筋肉をほぐして緩めて再度痛みを検証してみると・・・
伸展での痛みが主に残ってしまいました。
その後もあの手この手でやってみてもなかなか痛みが取れません。
そんな中第1肋骨を調整したら痛みが軽減することがわかり、多分ですが第1肋骨は第1胸椎に着くため、第1肋骨を調整することで第7頚椎との関節が調整されます。
頚椎後方には椎間関節があり伸展動作で圧迫されやすいのですが、痛みが関連痛として首から肩甲骨にかけて痛みが出ます。
特に頚椎が下部になるほど痛みの出る部位が下がって第6や第7頚椎ではちょうど痛みの出ている肩甲間部の痛みになります。
第6頚椎、第7頚椎、第1胸椎を調整したら痛みは治まりました。
正直一時的に治まっただけという可能性もあるので、患者様には注意深く観察してもらうよう伝えて終了しました。
この日初診で来室された40代の女性患者様のお悩みは左前腕尺側(小指側)の痛みです。
整形外科では骨には異状がなく湿布と痛み止めだけだったそうで、その後整体院に通っても変化がないとのことでした。
痛みのある部位から考えると①腱鞘炎など筋肉や腱の使い過ぎによる炎症、②肘部管症候群など神経の圧迫による痛みが思い浮かびます。
②が原因なら前腕だけでなく指にも症状があるはずですが今回はないので①ではないかと考え検査すると回内動作(手首を内側に捻る)、背屈動作(手首を手背側に曲げる)、撓屈動作(手首を親指側に曲げる)で痛みが出ています。
患者様が気にしているのは特に回内での痛みのようです。
お話を伺うと3か月前に転職して介護系のお仕事をされているそうで、新しい仕事や動きで従来使ってなかった筋肉を使ったことが原因だと思われます。
治療に関しては前腕には橈骨と尺骨という2本の骨があり痛みは尺骨側にありますが、回内(回外もですが)は橈骨が運動主体になるので、この動きを出してあげることが重要です。
これらの調整をしてからあん摩マッサージや筋筋膜調整を行うと、痛みは半減しました。
(患者様は友人に「鍼が良いよ」と聞いて当室にみえたそうですが、鍼の効果を大きくするためには実はそれ以外の手技による下準備が大切なんです。)
さて鍼治療後に回内動作をしてもらうとまだ少し痛みが残ってしまいました。
そこで円皮鍼という鍼のテープを貼ってみるとほぼ痛みは消失し患者様も喜んでみえました。
理由はどうあれ他の治療院で治らなかった症状を改善できると嬉しいです^^
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