春日井で腰痛・肩こりの整体なら

鍼灸マッサージ室 ゆうせん

〒486-0851 愛知県春日井市篠木町2丁目1281-1 レガーロ・シノギ3B
JR春日井駅から徒歩18分・名鉄バス「総合福祉センター」徒歩1分

お気軽にお問合せください
営業時間:10:00~23:00
定休日:水曜日

お問合せ・ご予約はこちら

0568-64-5808

ネット予約は2時間前まで可能

横に倒すと痛い腰痛の原因と治療について

愛知県春日井市の鍼灸マッサージ室ゆうせんの山本眞幸です。

このページでは「体を横に倒すと痛い腰痛」(側屈型腰痛)について考えてみたいと思います。

腰痛でお悩みの患者様の訴えとしては「前屈(前かがみ)」や「回旋(左右に捻る)」が多いでが、よく評価してみると側屈で痛みの出るケースも結構あります。
特に回旋と側屈が同時に起こることが多いです。

日常動作では体を捻る際に側屈が同時に起こったり、膝や股関節など下肢に問題があると代償動作として体幹の側屈が起こるケースもあります。

お電話でのお問合せはこちら

0568-64-5808

営業時間:10:00~22:00(水曜日定休

最終受付:22:00

住所 486-0851 春日井市篠木町2丁目1281-1
   レガーロ・シノギ3B

  • ネット予約できます
  • LINE公式アカウントからご予約・問合せできます

LINEロゴをクリックして友達登録するかID「@fsm6662g」で検索して友達登録して「お名前」「電話番号」「症状」「ご希望の日時」をご連絡ください。折り返しご連絡いたします

 

ネット予約は
ここをクリック
LINE公式アカウントからの
予約・問合せはここを
クリック

体幹の側屈ではどこがどう動くの?

気づかずに側屈してるって知ってますか?

日常操作では体操やストレッチでもしなければ体を横に倒す動きはあまりありません。

でも横向きに寝ている時や脚を組んで座っている時など、知らず知らずのうちに体幹を側屈しています。

もっとも横向きで寝ても途中で寝返りで動くので問題はありませんが、長時間脚を組んで座っていれば脊柱の椎間関節や椎間板に負担がかかり腰痛の原因になります。

また股関節や膝の手術やケガ、筋バランスの乱れによって左右の肩や骨盤の高さが平行でないケースでは代償動作によって脊柱が側屈します。

これは歩行時にも起こります。

そして脊柱は回旋(体を捻る)する際は同時に側屈し、側屈の際には回旋します。

これをカップリングモーションと言います。

詳しい説明は避けますが「体の回旋と側屈は同時に起こる」ってことです^^

特に側屈痛では回旋の可動域を広げることも必要になります。

側屈動作でどこがどう動くの?

体幹を側屈させる際には以下の2つの動きが重要になります。

  • 脊柱の側屈
  • 骨盤の反対方向へのスライド

前後屈や回旋と同様に腰の上下にある胸椎や骨盤の動きがカギになります。

特にスポーツにおいては大きな動きに欠かせない骨盤(股関節)がとても重要です。

脊柱側屈の可動域

これは自分で試すとよくわかりますよ。

  1. 骨盤を動かさないように側屈する
  2. 骨盤を反対側にスライドさせて側屈する

明らかに動きが違いますよね。

胸椎や胸郭は硬くなりやすい

起きている時間の80%が猫背姿勢になっているという報告を目にしたことがあります.

猫背は胸椎が後弯して生理的湾曲といわれるS字カーブが崩れているので胸椎の動きも正常な状態よりも負担が増します。

また脊柱起立筋や広背筋といった背中の筋肉は伸ばされたままです。

側屈動作にはこれらの収縮や弛緩が必要なのですが、日ごろから伸ばされっぱなしで柔軟性や筋力が低下しています。

特に胸椎には肋骨があり胸郭を形成し、肩甲骨~上肢や骨盤とも筋肉で直接つながっているので動きが制限されやすいんです。

胸椎・胸郭の可動性が低下すればその分腰椎で代償することになり腰痛につながります。

 

骨盤のスライドと筋肉

体幹の側屈動作では骨盤が反対側にスライドすると大きな動きになります。

骨盤のスライドは股関節に外転(外に開く)と内転(内側に閉じる)という反対の動きが左右で同時に起こることで可能になります。

例えば左方向へのスライド(右側屈)では

  1. 右股関節の外転
  2. 左股関節の内転

こうなります。

この時の筋肉の働きは

  1. 右股関節外転筋群が短縮して、内転筋群が伸張します
  2. 左股関節内転筋群が短縮して、外転筋群が伸張します

こうなります。

右側屈と股関節の動き

代償動作と側屈

代償動作とは本来の動きに必要な機能以外の機能で補う動作のことです。

側屈で代償する代表的な動きは五十肩です。

肩関節痛で腕が上がらないので、脊柱を側屈させて補います。

側屈型腰痛の原因を考える

ここまでのことを踏まえて、回旋で痛い腰痛の原因を考えてみたいと思います。

体幹の回旋には以下の2つの働きが特に重要になります。

  1. 胸郭・胸椎を含む体幹の柔軟性
  2. 股関節の内転・外転運動

​まずはこれらの動きをしっかりとチェックする必要があります。

特に「ラテラルライン」という体の横を走行する筋膜ラインが重要になります。

ラテラルライン

外腹斜筋と内腹斜筋

側腹部の表層にあるのが外腹斜筋で、その奥にあるのが内腹斜筋です。

この2つの筋肉は体幹の側屈動作貢献度1位と2位です。

まず外腹斜筋は第5~12肋骨の外側から骨盤とお腹に付着し

例えば左外腹斜筋は右回旋と左側屈に働きます

左外腹斜筋

それに対して内腹斜筋は骨盤とお腹から第10~12肋骨の外側に付着し

左内腹斜筋は左回旋と左側屈に働きます

左内腹斜筋

側屈動作では反対側の腹斜筋の柔軟性が重要になります。(右側屈なら左の腹斜筋)

また腹斜筋を含む腹筋群は運動不足などで機能が低下しているケースが多いので、鍛えることも必要です。

腰方形筋について

腰の奥にあるのが腰方形筋です。

腸骨稜から第12肋骨に付着し

  1. 体幹の側屈
  2. 骨盤を引き上げる

こんな働きがあります。

側屈に限らず、腰痛には必ず関係するのが腰方形筋です。

腰方形筋

ですから

  1. 左腰方形筋の柔軟性がなければ、右側屈が制限されることになります
  2. 左腰方形筋が硬く短縮していれば、左の骨盤が高くなり脊柱に影響します。

中臀筋とトレンデレンブルグ徴候について

体幹の側屈では骨盤が反対側へスライドします。(右側屈なら骨盤は左へ)

骨盤のスライドは左右の股関節が外転と内転という反対の動きを同時に行うことで可能になります。

特に側屈側の外転が重要で、股関節の外転には大臀筋、中臀筋、小臀筋、大腿筋膜張筋などが働きますが、その中でメインとなるのが中臀筋です。

腸骨稜沿いから大腿骨の大転子に付着して股関節の外転に働きます。

中臀筋

実は中臀筋はとても重要で(重要じゃない筋肉なんてありませんが・・・)

骨盤を平行に保つ際に働きます。

例えば歩行時には片脚で立っている時がありますが、その時上げた脚側の骨盤が下がらないように立っている側の中臀筋が作用しています。

ですから

  • 中臀筋の筋力低下で骨盤が下がると代償動作脊柱が反対側へ側屈します。

これをトレンデレンブルグ徴候といいます。

トレンデレンブルグ徴候

上のイラストの説明

  1. 右中臀筋の筋力低下によって骨盤の平行が保てず左に下がります。
  2. その代償動作として脊柱が右へ側屈します。

日常の代償による側屈動作によって脊柱に負担がかかっていることが側屈痛の大きな原因です。

内転筋群

太ももの内側にある内転筋群はその名の通り股関節の内転動作に関わります。

日常動作ではあまり使われないことが多く、萎縮して硬くなり柔軟性も低下しているケースが見受けられます。

内転筋群

側屈と筋膜ライン~ラテラルライン

筋膜ラインには様々なものがありますが、側屈に一番関係するのがラテラルラインです。

首から足まで体の横を走行し

  1. 側屈などの横への動き
  2. 立位などで体を支える働き(テントのワイヤーみたいなイメージ)

こうした働きがあります。

ラテラルライン

特に大腿筋膜張筋ー腸脛靭帯ー腓骨筋というお尻の横から下肢外側への筋肉は硬くなっている方が多いんです。

ここの硬さは骨盤のスライドに影響して、側屈時の制限因子になりやすいです。

大腿筋膜張筋・大臀筋
腸脛靭帯
長腓骨筋

姿勢と腰痛

姿勢が腰痛の原因になることはわかりますよね。

特に不良姿勢では「縮んだままになっている部分」(短縮固定)と「伸ばされたままになっている部分」(伸張固定)があるため姿勢が乱れています。

例えば猫背では短縮固定が大胸筋や小胸筋などの胸の筋肉、伸張固定が背中の大小菱形筋や脊柱起立筋になります。

また反り腰では短縮が股関節前側の腸腰筋や大腿直筋、腰部脊柱起立筋で伸張が大臀筋やハムストリングス、腹直筋などになります。

猫背
反り腰

こうしたそれぞれの姿勢特有の筋バランスの乱れで脊柱の生理的な湾曲が崩れると椎間板や椎間関節への負担が増大して側屈痛につながります。

側屈型腰痛の評価法について

大切なのは施術方法ではなく痛みの評価です

鍼灸マッサージ室ゆうせんでは治療で一番大切なのは原因を見つけることだと考えています。

そのため施術時間以外に最大で30分程度お時間をいただいて、しっかりと評価しています。

評価の流れ

  1. まずはしっかりとお話を伺います。
  2. 姿勢を評価します。
  3. 痛みの出る動作を様々な視点で評価します

この時点で主な原因が「腰から上にあるのか?」「骨盤から下にあるのか?」を判断します。

そして誘発動作という評価法を使い、痛みの原因を見極めています。

側屈型腰痛の治療について

当室は鍼灸やマッサージを中心に筋膜リリースや運動療法、ストレッチポールなど痛みに応じた様々な手技を用いて施術しています。

マッサージ治療

マッサージは一番気軽に受けていただける施術方法でリラクゼーション効果も高いです。

特に姿勢のところで説明した「短縮固定(縮んだままの筋肉)」へのアプローチに適しています。

ただし「伸張固定(のばされたままの筋肉)」へは十分ではありませんので、運動療法などを加えていきます。

当室は「あん摩マッサージ指圧師」というマッサージの国家資格者による施術です。

鍼灸治療

鍼灸はマッサージと比べると苦手な方もいて少しハードルが高いですが、鎮痛効果が高いです。

特に「短縮固定」された筋肉を緩めるだけではなく、低周波鍼通電法(電気鍼)では伸張固定された筋肉を収縮させることができるので治療効果が高くなります。

低周波鍼通電

筋膜リリース

筋肉を包んでいる筋膜へのアプローチを主な目的にしているのが筋膜リリースです。

当室ではツールは使わず手指や手のひらで行います。

しわになった筋膜を伸ばしたり、癒着している部分をはがしたりする手技で、マッサージと似たような手技もあれば、筋膜のつながり(筋膜ライン)を使ってアプローチする手技もあります。

マッサージの効果をより高めるために行っています。

ストレッチポール

姿勢の乱れが大きいケースや胸椎、胸郭などが原因のケースではストレッチポールを用いた治療を加えていきます。

ポールの上に仰向けに乗って10分ほどゴロゴロするだけなので簡単で、効果もすぐに実感できます。

今なら特別価格です(金額は税込です)

マッサージ50分コース
マッサージ・筋膜リリース
3,000円
鍼灸マッサージ60分コース
マッサージ・筋膜リリース・鍼灸
4,000円
鍼灸マッサージ90分コース
マッサージ・筋膜リリース・鍼灸
6,000円

ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。

お電話でのお問合せはこちら

0568-64-5808

営業時間:10:00~22:00(水曜日定休

最終受付:22:00

住所 486-0851 春日井市篠木町2丁目1281-1
   レガーロ・シノギ3B

  • ネット予約できます
  • LINE公式アカウントからご予約・問合せできます

LINEロゴをクリックして友達登録するかID「@fsm6662g」で検索して友達登録して「お名前」「電話番号」「症状」「ご希望の日時」をご連絡ください。折り返しご連絡いたします

 

ネット予約は
ここをクリック
LINE公式アカウントからの
予約・問合せはここを
クリック

関連するページのご紹介

こちらのページを読んだ方には、下記のページもよく読まれています。ぜひご一読ください。
 

鍼灸院の口コミサイト「しんきゅうコンパス」

お問合せ・ご相談はこちら

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せはこちら

0568-64-5808

営業時間:10:00~23:00(最終受付22:00)

定休日:水曜日

住所:愛知県春日井市篠木町2-1281-1 レガーロ・シノギ3B

ネット予約は2時間前まで可能

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・ご予約

0568-64-5808

フォームでのお問合せ・ご予約は24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。

  ネット予約は2時間前まで可能
 

アクセス・営業時間

住所

〒486-0851
愛知県春日井市篠木町2丁目1281-1レガーロ・シノギ3B

アクセス

JR春日井駅から徒歩18分
名鉄バス「総合福祉センター前」  徒歩1分
旧国道19号線(県道508号線)沿い

専用駐車場について
営業時間
 
午前 ×
午後 ×

営業時間10:00~23:00
(最終受付22:00)

定休日

水曜日

※フォームからのお問合せ・ご予約は24時間受付しております。

院長ごあいさつ

山本 眞幸

親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。