春日井で腰痛・肩こりの整体なら
鍼灸マッサージ室 ゆうせん
愛知県春日井市篠木町の鍼灸マッサージ室ゆうせんの山本眞幸です。
このページでは日々の治療の中で気がついたことや感じたことを書いてみます。
治療が上手くいった、痛みが取れなかったなど
その原因などを自分なりに考えてみたいと思います。
整形外科で頚椎ヘルニアと診断された男性患者様が来室されました。
症状は頚部痛と左前腕橈側(親指側)のしびれ、右胸部、脇、上腕部のだるさで右腕を90°の位置にするとあげてられない状態になるそうです。(つらいのは右側の症状)
一般的に頚椎ヘルニアでは左右どちらかの腕神経が圧迫され両側に症状がでることは少ないです。
しかも左右で症状が出ている部位が違っているので、神経が圧迫されている位置が違うことになります。
また神経性疼痛薬リリカが効かなかったということからも神経ではなく血管の可能性があります。
私の判断は左前腕のしびれが頚椎ヘルニアに起因する症状で、右側は胸郭出口症候群ではないかと考えました。
ただ胸郭出口症候群の徒手検査を幾つか行っても陽性にはならず、イマイチ原因がはっきりしない。
治療としては
結果首の可動域や痛みは減少し、左前腕はかなり楽になったそうです。
ただし一番のお悩みだった右胸部、脇、上腕のだるさはあまり変化はありませんでした。
次回の予約も頂いているのでもう少し深堀して調べたいと思います。
首こり、肩こり、肩関節痛、腰痛・・・
あん摩マッサージや鍼灸、ストレッチや運動療法などを組合わせて治療をしていますが、改善効果が思ったより小さかったりすることもあります。
どうしたらより痛みを改善できるのか?
そこで考えたのがストレッチポールです。
従来は施術後に興味のある患者様にオマケ的な位置づけで行っていました。
首や腰の動きには胸郭(胸椎、肋骨、肩甲骨)が一緒に動いてくれる必要がありますが、猫背では胸郭の動きが悪く、そのため首や腰への負担が増えてしまいます。
導入して日は浅いですが、首や腰の可動域が大きく改善していました。
ぎっくり腰などの急性期の痛みや肩関節痛の初期への適用などには注意が必要ですが、積極的に取り組んでみたいと思います。
ランニングやジャンプするスポーツをされている方にオーバーユース(使い過ぎ)で起こる症状の一つがシンスプリントです。医学的には「過労性脛骨骨膜炎」とも呼ばれています。
痛む場所はふくらはぎの筋肉の内側で脛(すね)の骨の骨際(下1/3あたり)で、強い圧痛があるのも特徴です。
当室ではランニングを趣味にしている中高年の患者様に結構多い傾向です。(一般的には中学生や高校生に多いです)
治療の基本は運動の中止です。
そして痛みの強い急性期ではアイシングや消炎鎮痛薬、痛みが落ち着いてきた安静期ではふくらはぎ内側筋群を温めたり、ストレッチやマッサージで緩めることが大切です。
足関節運動に関係する筋肉(ヒラメ筋)だけではなく、足底のアーチ(土踏まず)の保持や足趾の動きに関わる筋肉も原因になります。
また股関節や膝関節の筋肉のアンバランスによる「ねじれ」なども関係しますので、中長期的な視点での治療が必要です。
耳鳴りで通われている女性患者様がいるのですが、イマイチ経過が良くありません。
耳鳴りでは鍼灸を中心に東洋医学的な視点を加えた治療メニューを組立ますが、この方はりが苦手ということもあるのかあまり改善していません。
そこで改めて書籍やネットなどで耳鳴りに関する情報を集めて検討しています。
難聴については内耳の血流、リンパの改善、末梢神経の修復(ビタミンB12)などで症状が治まることもありますが、基本は年齢的な衰えなので難しいです。(ただ高齢者のように明らかな難聴がある場合は補聴器などで耳鳴りが減少することがあります。)
こう考えると「いかに脳を正常な状態に保つか?」が重要になってきます。
耳鳴りが気になりだすと無意識に自ら聞きにいってしまうようになります。
夜中に目が覚めて時計の音や冷蔵庫の音が気になってしまうとの同じです。
仕事や趣味など何かに夢中になっている時って耳鳴りの音は気になりませんし、普段なら聞き流している音を拾ってしまうのです。
そうなると最後は
こんなことが大切になってきます。
施術後数日が経過した患者様からこの日1痛のメールが届きました。
内容は施術への感謝の言葉とともに鍼を抜き忘れていたことでした。
どうやら大事には至らなかったようなのですが、一つ間違えると大きな事故につながる危険性があります。
この日はとても忙しかったのですが、そんなことは言い訳にはありません。
これからは細心の注意を払っていきたいと思います。
ご迷惑をお掛けした患者様、申し訳ございませんでした。
この日は日曜日で午前中から忙しかったのですが、偶然にも2時間毎に予約が入ったので1人治療を終了して一息ついてから次の患者さんに向かうことができました。
いつもの土日はどうしても時間が重なりお断わりすることもあるので、毎回こんな風だといいのですが・・・
そんな日曜日には初診の患者さんが2名で、ともにぎっくり腰でした。
お二人とも痛みを完全に取り除けたわけではありませんでしたが、ある程度動きやすくなり痛みも軽減できたのではないかと思います。
ぎっくり腰は急性腰痛といって文字通り「急性期の痛み」です。
ぎっくり腰で痛む部位は腰椎の下2つ(4番と5番)とその下にある仙腸関節ですから、そこへの施術は必要最小限度にして
その周囲(腰の上や横、お尻や太もも、肩甲骨、お腹)にアプローチします。
ぎっくり腰を含めた腰痛の原因の多くは「腰以外の部分の動きが悪くて、そのため腰が余分に働かなければいけない状態」が長く続いたことが大きく影響しています。
ですから急性期では腰の痛い部分以外を緩めて動きを良くすれば、腰への負担も減り炎症も広がらずに治療することができます。
本格的に患部にアプローチするのは2回目以降にしています。
新規で来室された50代の女性患者さんは右腕と右脚のピリピリする痛みと10年前の右顔面の帯状疱疹の後遺症で顔にも痛みがあります。
一番つらいのは右下肢、次が右腕とのことなのでそこを中心に治療を組み立てることにしました。
まず徒手検査でスパーリングテスト陽性から頚椎に、そしてケンプテスト陽性から腰椎にも問題がありそうです。
どうやら腕の神経が頚椎で、脚の神経が腰椎でそれぞれ圧迫ざれる根性の神経痛の可能性が高いです。
頚椎や腰椎、椎間板の異常を手技療法で取り除くことはできません。
ただ筋肉を緩めることで首や腰にかかっている負担を減らせることができれば症状は緩和する可能性があります。
この患者さんは首や腰・股関節の可動域が小さく筋肉も硬いので、これらの筋肉を軽く緩めると症状が緩和して「動きやすくなった」との声。
場合によっては電気鍼(低周波鍼通電)を考えていたのですが、鍼の経験が少なく苦手な様子でしたので刺してすぐに抜く単刺という方法で鍼をして、あん摩マッサージや筋筋膜のリリースをメインで施術しました。
治療後腕や脚の痛みは残っていましたが動きやすくなって喜んでみえました。
この方医療機関で画像診断を受けていないのでMRIのある整形外科を受診して頚椎や腰椎の状態を診てもらうよう伝えました。
ロキソニンが効かないとも言われていたので、医師にそのことを伝えればリリカなど別の薬を処方してくれるかもしれないとも伝えました。
初診で来室された40代の男性患者さんのお悩みは右の首肩の痛みでした。
もう2年程前からの症状で病院の画像診断でも異常はないとのことでした。
集中力や睡眠にも影響が出ているそうです。
レントゲンやMRIで異常がなければ原因として一番考えられるのが筋肉です。
疼痛誘発動作では特に左右への回旋動作で痛みが出ていて、座位のまま回旋動作に関与する筋肉を軽く緩めると多少改善します。
首の回旋動作の多くは後頭骨・第一頚椎・第二頚椎で構成する環椎後頭関節、環軸関節で行われます。
今回は後頭部から上部頚椎を中心に頚肩部の筋肉を緩めると、ある程度は改善できるのではないかと考えあん摩マッサージ、鍼灸中心に治療しました。
しかし・・・
治療後に再度痛みを確認すると多少可動域は大きくなっているものの、私が考えていたような結果ではありませんでした。
首を動かしてもらいながら鍼をする運動鍼で少しでも改善させようとしましたが大きな変化はありませんでした。
普段首の痛みで来室される患者さんは多くて、1回の治療である程度は改善できるのですが今回のようなケースは久しぶりでした。
私は営業トークはしないことにしているので、正直に次回以降は痛みの原因を探しながら行い、改善できるか否かは何とも言えないと伝えました。
胸鎖乳突筋、斜角筋、板状筋、僧帽筋、後頭下筋群といった原因となりやすい筋肉以外にも何かあると考えられます。
特に2年という慢性痛では自律神経など心理的な影響もないとは言えません。
また下部頚椎や上部胸椎の動きが悪かったので、もし次回ご来室いただけるならストレッチポールなども加えて頚椎や胸椎・胸郭の動きを出すような施術をしたいと思います。
2ヵ月ぶりに来室された50代の女性患者さんの症状は肩こりと不眠です。
仕事でストレスが溜まってくると肩こりや不眠気味の症状が出るそうです。
先ずは首肩のコリとストレスとの関係ですが、様々な研究によりストレスで肩こりの代表的な筋肉の僧帽筋が収縮することが解っています。
そしてストレスは自律神経を乱し血流が悪化したり、不眠などの不定愁訴も起こります。
また頚性神経筋症候群(首こり)といって首周囲の筋肉のこりによって副交感神経の機能が低下して頭痛やめまいなどの症状がでることがあります。(もちろん不眠もあり得ます)
この患者さんの場合は首から肩甲間部のこりへの治療を第一に、そこに不眠に関する経穴や自律神経の乱れを整える経穴を加える形で治療をしています。
この日はお腹に硬さがあったので最後に箱灸をして治療を終了しました。
最近腰部~臀部~大腿部への痛みで来室される患者様が続いています。
先日も20代女性で右腰から大腿部への痛みで生活にも支障が出ている方が来室されました。
病院では腰部椎間板ヘルニアと診断されています。
この患者様の症状の特徴は①生活に支障が出るくらい強い痛み②大腿部前面に痛みがある③神経ブロックが効果がなかった、この3点です。
一般的に腰部椎間板ヘルニアで多いのは腰椎下部のL4とL5の間、L5とS1の間で、痛みやしびれは大腿の後面や外側に出ます。
大腿の前となると大腿神経痛でL2からL4のヘルニアとなり、比較的少ない症例になります。
ヘルニアがどこにあったのかについては患者様が覚えていなかったので何とも言えないのですが、神経ブロックが効かないとなればヘルニアによる神経痛の可能性はかなり低くなります。
先日も書きましたが神経障害性疼痛薬リリカや神経ブロックが効かないケースでは「腰部にヘルニアはあるかもしれないが、痛みの原因ではない」ということになります。
痛みの原因であれば多少なりともリリカや神経ブロックが効くはずだからです。
今回のケースで考えられるのは仙腸関節障害で、患者様も同じ考えでした。
ただ仙腸関節を調整しても多少動きやすくなるものの大幅な改善はありません。
大腿神経であれば腰椎から骨盤の前側を通り鼡径部に付着する腸腰筋の緊張で障害されることもあるため、これもリリースしましたがイマイチ
腰~臀部(仙腸関節中心)に鍼施術をして治療を終了しました。
正直あまり改善できていません。
今回鍼治療が未経験の患者様でしたので比較的軽めの鍼でしたが、やはり電気鍼(低周波鍼通電)をした方がよかったかなと少し後悔しています。
まだまだ勉強が足りませんね。
右臀部、右大腿後面、右下腿外側に痛みのある40代女性が初診で来室されました。
医療機関で腰部椎間板ヘルニアと診断されMRI画像も見せていただきました。(椎間板ヘルニアによる右坐骨神経痛)
ただ意外だったのが神経障害性疼痛薬リリカが効かなくて、現在は消炎鎮痛薬ロキソニンを処方されていることです。
一般的には「神経痛にはリリカ、局所の炎症に伴う痛みにはロキソニン」で、椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛のように腰が原因で脚が痛む場合はリリカ、打撲や捻挫のように痛い部位に原因があればロキソニンというのがセオリーだからです。
今回のケースは私には局所の炎症症状には思えないんですよね。
ならばなぜリリカが効かないのだろう・・・?
可能性①/関連痛
可能性②/リリカが効かないほど重度の椎間板ヘルニア
今回の治療はマッサージだけのコースでのご予約でしたので、腰へのあん摩マッサージが軽めにして右臀部と下肢中心に行い、仙腸関節の調整も行いました。
ただ痛みは残り今後への課題が残りました。
次回は鍼灸は未経験とのことでしたが低周波鍼通電(電気鍼)を提案してみたいと思います。
令和5年がスタートしました。
今年の干支は兎(うさぎ)で私も同じ。
つまり年男で、いよいよ6月には還暦を迎えます。
兎のように飛躍したいですね。
だからというわけではありませんが
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引き続きよろしくお願いいたします。
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