春日井で腰痛・肩こりの整体なら
鍼灸マッサージ室 ゆうせん
愛知県春日井市篠木町の鍼灸マッサージ室ゆうせんの山本眞幸です。
このページでは日々の治療の中で気がついたことや感じたことを書いてみます。
治療が上手くいった、痛みが取れなかったなど
その原因などを自分なりに考えてみたいと思います。
新規で来室された60代の男性患者様の症状は左臀部から大腿前外側部の痛みで、1か月前に腰の脊柱管狭窄症の手術をされたそうです。
手術後も少し歩くと痛みが出て休憩すると楽になるという間欠跛行(脊柱管狭窄症の代表的な症状)があり日常生活にも支障があるとのお話でした。
症状的には脊柱管狭窄症による左坐骨神経痛で場合によっては大腿神経痛もあるかもしれません。
鍼灸マッサージ室ゆうせんではこのような場合電気鍼(低周波鍼通電)を患者様了解の元行うことが多いのですが、今回は手術後1か月で入浴を止められている状態です。
これは感染症の可能性があるためで、鍼灸治療はできないと判断しました。
臀部や大腿部に鍼灸は可能ですが、大本の腰部にできなければ効果が期待できないからです。
あん摩マッサージで左臀部や下肢中心にほぐし、入浴がOKになり医師の許可が出たら本格的な治療をしたい旨伝えて治療は終了しました。
腰の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を手術をされた方の話を聞く機会は多いですが、術前と術後を比較すると楽にはなっていますがゼロになることは中々ありません。
そんな時少しでも力になれたらと思います。
昨日初診で来室されたのは30代の女性患者様で症状は左臀部から膝窩(膝裏)の痛みと足底のしびれです。
医療機関で腰部椎間板ヘルニアとの診断を受けているが症状が改善しないそうです。
前屈で症状悪化、徒手検査SLR陽性、痛みやしびれの部位などから腰部椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛と考えて間違いなさそうです。
下肢症状から仙骨神経叢でS1神経ないしS2神経が考えられるので、まずあん摩マッサージで全身をほぐした後該当神経を狙い鍼灸を行います。
この女性患者様は鍼灸未経験で、こういうケースでは通常電気鍼(低周波鍼通電/パルス療法)は行いません。
ただ坐骨神経痛には電気鍼が一番効果的なので、了解をいただき軽めに実施することにしました。
軽めだったこともあり足底のしびれは残りましたが、一番つらかった臀部の痛みはかなり改善した様子でした。
治療後にセルフケアとしてマッケンジー体操を紹介して様子をみながら実施してもらうよう伝えました。
マッケンジー体操は腰を反らせることで椎間板へかかっている重心を前側に移動させ、坐骨神経への圧迫を軽減させることが可能な体操です。
少しでも楽になってくれればいいなぁ。
3か月ぶり2回目の治療で来室されたのは50代の男性患者様です。
前回はブログ6(6/23付)で紹介した「足関節捻挫の後遺症の治療」でした。
その後を聞いたところ「翌日には少し違和感があったけど、それからは全くなくなり楽になりました」とのことでした。
足首の捻挫の後遺症には様々なものがあり、軟骨の損傷など骨に関わる症状は治りにくいです。
ただこの患者様の場合は腓骨筋群や長趾伸筋など筋肉が原因であったため1回の治療で症状を改善することができたのだと思います。
関節は一般的に表層に筋肉(表層筋と深部筋があります)、その下に靭帯、その下が関節包、一番奥が骨や軟骨という構造です。
筋肉や骨は再生しますが、靭帯や関節包、軟骨は再生しないとされていますので、大きな捻挫で靭帯や軟骨が損傷すると完全に治りきることはありません。(日常生活には問題ありません)
ですから日ごろから転倒などには気をつける必要があります。(特に高齢者)
最近右肩痛で月1回のペースで来室されている40代の女性患者様は前回の治療ではじめて鍼(はり)をしました。
今回は先ず前回の治療後の経過を聞いてみました。
治療後2、3日は少し違和感が残ったけど、それが無くなってからはすごく調子が良かったそうです。
今まで多くの鍼灸が初めてという患者様に施術してきましたが一番多い経過が「全く違和感なく調子がいい」で、その次が「治療後の翌日は少しだるさがあったけどすぐになくなりそれからは調子がいい」というものです。
今回の患者様は2、3日違和感が残ったということで、考慮して施術したつもりでしたが少し刺激が強かった可能性も考えられます。
でもその後は調子が良かったとのことで今回も鍼灸治療を希望されました。
これからも個々の患者様に合った施術を心がけていきたいと思います。
この日来室されたのは30代男性患者様で約1年ぶりです。
この方は1年間の北京での勤務を終えてこちらに戻ってみえたのですが、当室のことを覚えていてくれて嬉しかったです。
眼精疲労や首肩のこりが主な症状であん摩マッサージの後頚肩部に電気鍼(低周波鍼通電)をして治療は終了しました。
お話の中で驚いたのは北京がとても暮らしやすかったと仰っていたことでした。
昨年の秋ごろといえばコロナ禍で中国では隔離などが話題になっていて、こちらからみていると「さぞ大変だろう」と思っていたのですが案外そうではなかったようです。
3日おきにPCR検査をして情報がスマホで共有されているので、陰性であればスマホがあればどこでも入れたそうです。
コロナ禍初期に言われていた「PCR検査をして陰性者だけで社会を回す」ということが、良くも悪くも中国(特に首都北京)では可能だったということかもしれません。
土曜日のこの日、お昼過ぎにぎっくり腰を診て欲しいと60代女性患者様かれ電話がありました。
ちょうと空いていた時間があったので来室していただきました。
ぎっくり腰は2日ほど前からで痛みは左腰臀部、主に前屈・右回旋・左右側屈で痛みが強くなります。
腰痛にはいくつかのパターンがあって①椎間板性②椎間関節性③仙腸関節性④筋筋膜性です。
反らせる動作(伸展)で痛みがないことがら②はなく、痛みの部位や関連痛の状態から③もなさそうです。
この患者様は鍼は苦手で、どうしてもやむを得ない場合のみ許可してもらいました。
あん摩マッサージで痛みを取るべく治療を開始し、痛みの出ている部位への施術はできるだけ避け、立位や座位で関連部位をほぐしある程度動ける状態にしてから側臥位(横向き)であん摩マッサージをします。
施術を終了し最後に動きを確認すると多少痛みが残っていますが「捻れるようになった」と患者様が喜んでみえたのでこれで終了することにしました。
正直この後鍼をすればもう少し痛みが取れる可能性もありましたが、苦手だと公言されていることもありあん摩マッサージのみで治療は終了しました。
もう一度来室する旨伺っているのでその際は状況に応じて鍼灸も試してもらうかもしれません。
この日朝LINEがあり、1週間ほど前に治療した30代女性患者様が今日診て欲しいとの連絡がありました。
この方は首肩や腰を中心に治療していて、前回はぎっくり腰気味の腰痛でした。
そして今回は右肩から腕への痛みやしびれが急に出たとのお話でした。
肩から前腕尺側(小指側)ということで頚肩腕症候群ではないかと考え検査を開始しました。
しかしちょっと違う、何か変な感じがして色々調べてみると右肩関節痛と右肘の肘部管症候群が一緒に出ている状態でした。
どうやら一晩右肩を下にして寝ていたらこの症状が出たそうです。
肘部管症候群とは肘の内側にある骨の溝(肘部管)を通る尺骨神経が圧迫されるもので、筋肉や靭帯による圧迫や骨の変形などが原因で手術が必要なケースもあります。
この女性患者様は昨年出産され子育て真っ最中で抱っこなどで負担がかかったり、右下で寝た際の姿勢が悪く肩や肘に負担がかかった可能性があります。
あん摩マッサージと鍼(はり)による治療を行い、症状はかなり軽減しましたが残ってしまいました。
特に肘部管症候群は進行すると筋肉がやせてしまうので、悪化するようなら医療機関の受診を検討するように伝えて治療は終了しました。
このまま治まってくれるといいのですが、子育てって手首や肘に負担がかかりますから・・・
この日初診で来室されたのは20代男性患者様で症状は左脚後面のしびれで坐骨神経痛です。
以前にも腰部椎間板ヘルニアの手術をされているそうで、その時のしびれや痛みと症状が似ているとのことでした。
立位で少し前屈するだけで左脚に痛みが走り、仰向けで左脚を上げるSLRという検査も陽性でしたので坐骨神経痛と判断して間違いなさそうです。
しびれや痛みが下肢後面であることからS1神経、S2神経あたりが障害されていると思われます。
いつもであれば鍼灸治療、特に電気(低周波鍼通電)中心で治療を組み立てるのですが今回が初めてということもあり軽めとしました。
一通り治療が終わり立位で前屈してもらうと左脚の痛みは減少していましたが、可動域はそれほど変化はしていませんでした。
鍼が初めてということもありやむを得ないかなとも思いますが、正直もう少し改善したかったというのが本音です。
治療後
①先ずは医療機関でMRIなどの画像診断で腰椎がどうなっているかの診断を受ける
②マッケンジー体操という腰部椎間板ヘルニア向けの体操を一度試してもらう
こうしたアドバイスをして終了しました。
次回来室された際はもう少し改善したいと思います。
最近患者様に先ず「今日はどんな症状がありますか?」と伺うと真っ先に「疲れが・・・」というケースがとても多いです。
もちろん疲労感が主訴の場合もあれば、他に腰痛や肩こりなどがありプラス疲労感という場合もあります。
いずれにしても「疲れが溜まっている」という声をよく聞くようになりました。
これはいわゆる「夏バテ」である可能性が高いですね。
こうしたことで徐々に自律神経が乱れてくると考えられます。
ポイントは
こうしたことが大切です。
1については適度な運動で汗をかいたり、旬の野菜(夏野菜)を取り、こまめな水分補給などが大切です。
2については夏は胃腸の機能が低下しているので、脂っこいものを避け消化の良いもの、旬の食材、冷たいものばかりではなく温かい食べ物を取ることが大切です。
鍼灸マッサージ室ゆうせんではこうした症状には胃腸など内臓や自律神経を整える経穴(ツボ)にはりやお灸をして、最後にお腹に箱灸をしています。
日曜日のこの日昼頃に新規患者様から「首から背中にかけての痛みがあり何とか治療して欲しい」との連絡がありました。
この日は幸い夕方が空いていたので治療することになりました。
新規の50代男性患者様は2週間ほど前から痛みがあったそうなのですが、午前中にマッサージチェアをやり過ぎたらしく痛みが増してしまったとのことでした。
首を下向くと(頚部屈曲)肩から背骨沿いに痛みが走ります。
いろいろ検査すると肩甲背神経などの神経絞扼ではなさそうで、屈曲で痛みが出ることから頚椎椎間関節の関連痛でもなさそうです。
となるとやはり筋肉が原因だと考えられ、僧帽筋や板状筋が有力候補になります。
マッサージチェアで痛めたことからあん摩マッサージは軽めにして鍼治療中心で行うことにしました。
電気鍼(低周波鍼通電)を含む置鍼を行い、最後に動きをチェックするとまだ少し痛みが残っています。
そこで患者様に痛みの出る動きをしてもらい鍼をする運動鍼を行い、痛みは消失しました。
奥様とお二人で来室されていたのですがとても喜んでみえたので、私も嬉しくなってきました。
毎回こうだといいのですが・・・^^
土曜日のこの日は22時に施術を終えました。
当室は22時の段階で患者様がいなければ帰るのでその準備をしていたらLINEに連絡が入っていました。
20時頃のLINEでしたが施術中で気がつきませんでした。
この方は女性で昨年旦那さんが単身赴任になって子供だけ家に置いておけなくなり、なかなか来られなくなり今年初です。
多分旦那さんがこの週末戻ってきていて、もしお断わりすると次がいつになるかわからなくなると思い「22:30でよければ施術します」と連絡しました。
22:30過ぎに来室された30代女性患者様は首肩・腰を中心にかなり疲労が溜っている様子でしたので、施術できてよかったです。
今回はあん摩マッサージのみのコースでしたので、うつ伏せ(腹臥位)より側臥位(横向け)の施術を多めに行い、最後にストレッチポールで治療を終了しました。
肩甲骨周囲や腰臀部は側臥位の方が緩め易いんですよ。
9月になり訪問治療で新しい患者様(70代女性)を来週から担当することになりました。
これは医師に同意書を頂き健康保険を使って行う治療で、今回は鍼灸による同意であん摩マッサージはありません。
症状は日中眠たくてしょうがないということです。
仕事柄不眠症など眠れないという症状の治療は多いのですが逆はほとんどありません
治療として考えることはまずは「夜の睡眠がしっかり取れているか?」を確認する必要があります。
不眠症などでもそうなのですが「夜の症状は日中の過ごし方の影響が大きい」ということです。
そして日中眠たいなら逆で、夜しっかり眠れてないか、眠れても睡眠の質が悪い可能性があります。
また花粉症などアレルギーによる抗ヒスタミン剤の影響、食後の血糖値変動などでも眠気を感じることがあります。
東洋医学的に日中の眠気を考えると
この辺りを確認して治療したいと思っています。
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