鍼灸マッサージコース

愛知県春日井市の鍼灸マッサージ室ゆうせんの山本眞幸です。

ここでは当室の鍼灸マッサージコースについてご紹介いたします。

あん摩マッサージは刺激が強すぎると様々な悪影響があるのですが、中には筋肉が硬くて緩みにくかったり、もみ返しが起きやすい方も多く来室されます。

そんな時は様々な手技を組合わせて行うことが大切なのですが、その際に最も効果が高いのが鍼灸治療です。

鍼灸には「痛いんじゃないか？」「怖い」などのイメージをお持ちの方も多いのではないかと思いますが

ほとんど痛みは感じないと思います。

お体のことでお悩みならお気軽にご相談してください。

鍼灸マッサージ室ゆうせんではマッサージのみのコースとはり灸とあん摩マッサージを組合わせたコースがあり、来室される患者様の８０％以上が鍼灸マッサージコースになります。

当室では現在鍼灸のみのコースはございませんが、それは以下の理由からです。

1. マッサージである程度筋肉を中心にお体の状態を把握できる
2. 様々な手技を組合わせることで相乗効果がある
3. 鍼灸未経験や経験の浅い方も多い

​痛みの評価重視

痛みを和らげるために一番大切なことは「原因を見極めること」だと考えています。

そのため施術時間以外に最大で３０分程度余分にお時間を頂いてしっかりと評価しています。

症状に応じた施術

当室の鍼灸マッサージコースでは鍼灸に加えてあん摩マッサージ、筋膜リリースやストレッチ、様々な運動療法やストレッチポール運動などを症状により組合わせて行っています。

一番のお悩みである「主訴」の改善を中心としたコースになります。

当室では患部以外の原因に対してもアプローチするため全身に施術しますが（主にマッサージ）、あくまで主訴の改善のための施術内容になります。

施術途中で痛みの変化を再評価しながら行います。

時間配分は症状や鍼灸経験で異なりますが、若干マッサージが長めになることが多いです。

来室時に空きがあれば９０分または１００分コースへの変更も可能です。
（お断わりすることもありますのでご了解下さい）

痛みやお悩みが複数ある場合や全身調整をご希望の場合は９０分または１００分コースになります。

主症状の改善だけでなく、複数の部位の症状や全身を整えることが必要な場合に適した施術内容になります。

そのため全身調整でストレッチポールや運動療法を行うことがあります。

症状や鍼灸経験にもよりますが、全身調整でもはりやお灸を同時に４０～５０か所も行うことは体の負担が大きいので効果的な経穴（ツボ）を選んだり、置鍼や単刺など手技を使い分けて施術しています。

また全身調整では鍼灸を頭や腹部、手足の肘や膝から下にも施術します。

施術途中で痛みの変化を再評価しながら行います。

時間配分は症状や鍼灸経験により異なりますが、大体半々か若干マッサージが長めになることが多いです。

来室時に空きがあれば１００分鍼灸マッサージコースへの変更も可能です。
（お断りすることがありますのでご了解ください）
 

主症状の改善だけでなく、複数の部位の症状や全身を整えることが必要な場合に適した施術内容で、自律神経調整により注力しています。

そのため鍼灸治療の時間を長めにしています。

はりやお灸が多くなり過ぎないように考慮するのは９０分コースと同じですが、様々なお灸でじっくりと体調を整えます。

また全身調整では鍼灸を頭や腹部、手足の肘や膝から下にも施術します。

手技による内臓や頭蓋調整なども行います。

施術途中で痛みの変化を再評価しながら行います。

時間配分は症状や鍼灸経験により異なりますが、若干鍼灸が長めになることが多いです。

鍼灸マッサージ室ゆうせんでは症状や鍼灸経験に応じた鍼灸治療を行っています。

中心になるのが「筋筋膜治療」と「自律神経の調整」になります。

また筋筋膜や関節の症状には鍼通電法を積極的に取り入れています。

当室では基本的にはり治療を中心に、そこにお灸を加えていくスタイルになります。

はり治療には以下の施術方法があります。

1. はりを刺し、少し刺激してすぐに抜く「単刺（たんし）」
2. 刺したはりを１０～１５分程度そのままの状態にする「置鍼（ちしん）」
3. 置鍼した状態で低周波の電気を通電する「鍼通電法（電気鍼、パルス療法ともいわれます）」
4. 痛みの出る動きをしてもらいながら単刺を行う「運動鍼（うんどうしん）」

​この中で鍼灸経験や症状に合わせた施術方法をご提案しています。

単刺と置鍼を組合わせて施術し、最後に痛みが残っていた場合に運動鍼を行うをいうのが基本的な流れになります。

使用するはりについては体格や原因筋の部位、鍼灸経験などを考慮し６種類の太さや長さの異なる鍼を使用しています。

写真左から「太さ0.12㍉、長さ15㍉」「太さ0.12㍉、長さ30㍉」「太さ0.16㍉、長さ40㍉」「太さ0.20㍉、長さ50㍉」「太さ0.24㍉、長さ60㍉」「太さ0.24㍉、長さ90㍉」になります。

主に使用するのは「太さ0.16㍉、長さ40㍉」「太さ0.20㍉、長さ50㍉」です。
（ちなみに根本まで刺すわけではありませんよ）

​当室のお灸では「台座灸」という艾（もぐさ）の下に板状の台座のついたものが中心になります。やけどを防ぎ、ほんのりと温かいのが特徴です。

また症状により皮膚とお灸の間に空間のある「棒灸」や「箱灸」、「米粒大や小指大にひねったお灸（最後まで焼き切ることはありません）」も行います。

自律神経や内臓などの調整ではおへそ周囲に箱灸をすることも多いです。

鍼灸マッサージ室ゆうせんでは「筋筋膜治療」「自律神経の調整」を中心に、症状により「鍼通電法」を取り入れた鍼灸治療を行っています。

特に深部筋やインナーマッスル、不定愁訴などの自律神経の調整には鍼灸治療が効果的です。

肩こりや腰痛など筋筋膜や関節が原因の症状には「問診」「誘発動作」などから原因を探り、先ずはマッサージや筋膜リリースで調整し、さらに鍼灸を加えて改善を目指します。

特に深層筋は体幹や関節を安定させる働きがあり、これらの調整には鍼灸は欠かすことができません。

筋膜のつながりである各種の筋膜ラインにアプローチして症状を改善します。

また筋肉や関節の痛みであっても内臓や自律神経が関与しているケースも多く、このような時は東洋医学的な治療も加えていきます。

当室では筋筋膜や関節の症状で痛みが比較的強いケースには「鍼通電法」（パルス療法、電気鍼ともいいます）を積極的に取り入れています。

これは刺したはりに低周波の電気を通電する方法で、疼痛緩和、血流改善などに効果があり、また電気刺激で筋収縮が起こるので固まってしまった筋肉を活性化することができます。

鍼灸治療の中では刺激が比較的強い手技になりますので、鍼灸経験や症状によってご提案しております。

当室では自律神経の調整に鍼灸による治療を行っています。

自律神経症状は人により様々ですのでそれぞれに合わせた治療を行うことが基本になります。

• 首こり（頸性神経筋症候群）へのアプローチ

近年自律神経症状には首の筋肉が原因で副交感神経が低下することが報告されています。

当室ではこうした視点に立ち、鍼灸による首こり治療を行っています。

• 体性ー内臓（自律神経）反射によるアプローチ

​人の身体には様々な反射や反応があり

内臓などを支配する自律神経と皮膚や筋肉などの体性神経は関連しています。

例えば胃の運動では胃と同じ高さ(特に腹部）を強く摘まむと胃の収縮運動は抑制され、逆に手足の皮膚刺激では促進されます。

また脊柱は脳幹部とつながっており、脊柱沿いに交感神経幹が、仙骨部に副交感神経節があることなどから自律神経と大きく関連しています。

こうした反射などを利用した調整方法を行っています。

• 東洋医学的なアプローチ

問診、脈やお腹や各所のツボに触れて症状を判断して適切なツボにはりやお灸をしていきます。

お疲れ気味な時は気を補うツボ、ストレスが強くイライラする時は気の流れをスムーズにするツボ、食欲不振や胃腸が弱い時は胃腸を整えるツボ・・・

東洋医学では膝や肘から下にも重要なツボがあり、体幹部と併せてはりやお灸をしていきます。

専用のお着替えあります

当室では鍼灸治療用のお着替えをご用意しています。

特に女性の方には肌の露出を最小限にするためにも着替えていただくことが多いです。

また全部で５着ありますので患者様毎に交換し、その都度洗濯とアイロンがけをしています。

ご安心ください。