春日井で腰痛・肩こりの整体なら
鍼灸マッサージ室 ゆうせん
愛知県春日井市篠木町の鍼灸マッサージ室ゆうせんの山本眞幸です。
このページでは日々の治療の中で気がついたことや感じたことを書いてみます。
治療が上手くいった、痛みが取れなかったなど
その原因などを自分なりに考えてみたいと思います。
現在台風10号が接近していて、その影響でしばらく天気が悪くなるみたいです。
雨天が続くと患者様から聞こえてくるのが「天気が悪くなると頭痛や古傷が痛む」という話です。
ではなぜ雨天で頭痛など痛みがでるのでしょうか?
ポイントは気圧です。
雨天では低気圧によって周囲の気圧が下がることによって
一般的にはこうした機序が考えられています。
では対策としてどのような方法があるのでしょうか?
先ずは耳をつまんで上下、外に引っ張ったりしてマッサージする
またお天気痛がでた時の状況を書き留めたノートを作ることで、雨天当日なのか前日なのか、気圧が下がる時か上がるときか、季節の変わり目か台風シーズンが梅雨かなどがある程度分かります
事前に痛みを予想できれば睡眠や食事、適度な運動などを心がけることで症状の軽減が望めます。
あと内耳の興奮を抑える効果のあるめまいの薬や酔い止めの薬が良いという情報もあります。
自分に合った対策がみつかれば天気は予想できますので対策が可能になります。
大体2ヵ月に一度のペースで通って頂いている60代女性患者様は腰痛がメインなのですが、この日は左の母指が痛いとのことでドゥケルバン病(腱鞘炎)の疑いがあります。
調べてみるとドゥケルバン病と痛む場所は似ているものの少し違います。
24年2/19付「母指腱鞘炎(ドゥケルバン病)と母指CM関節症の話」でも書きましたが、今回も母指の腱鞘炎ではなくCM関節症でした。
ドゥケルバン病は筋肉や腱の炎症であり手技療法で改善が見込めるのですが、CM関節症は骨や軟骨の問題で手技療法ではなく医療機関での治療が優先される疾患です。
患者様には母指CM関節症の疑いが強いことと、先ずは整形外科で画像診断を受けてもらうように伝えました。
以前のケーズでも接骨院で腱鞘炎(ドゥケルバン病)の治療をしていてほとんど改善していなかったので、しっかりと病名を確定させて正しい治療を受けることが大切です。
CM関節症では装具などで一定期間固定して負担を減らし、場合によりステロイド注射も行います。
後日患者様からは「やはりCM関節症でした。アドバイスありがとうございました。」とお礼のLINEを頂きました。
早く良くなると良いですね。
約2ヵ月ぶり2回目の治療で来室された60代の女性患者様のお悩みは首の痛みです。
前回は首と腰の痛みでしたが治療後は調子が良かったそうで、特に腰が楽になったとのことでした。
この患者様は週一ペースで電車旅をされているのですが、それ以降も腰痛は出てないようです。
今回は首の屈伸、左右回旋、左右側屈動作で右首に痛みが出ています。
この患者様は鍼灸の経験がまだ浅いので電気鍼(低周波鍼通電)ではなく置鍼(刺したままの状態で10分程度そのままにする)とあん摩マッサージを行いました。
施術後は多少痛みが残っていたので運動鍼(痛みの出る動きをしてもらい鍼をする)で痛みはほぼ消失しました。
この調子で首も楽になると良いですね。
約2ヵ月ぶり2回目の治療で来室されたのは50代の男性患者様で、症状は腰痛と下肢のしびれや感覚麻痺です。
腰部椎間板ヘルニアと診断が出ていて、下肢症状は左右両方にあります。
前回は腰部、臀部、ふくらはぎ、足底への電気鍼(低周波鍼通電)を行い、その後は比較的調子が良かったそうです。
今回は数日前から腰痛が強くなったために来室されたようで、しびれなどの違和感は足背部にもあるとのことでした。
前回とは少し部位を変更して電気鍼を行い、メインである腰痛はほぼ消失しました。
足背部の違和感に関しては腰部由来か末梢の浅腓骨神経由来かははっきり判断できなかったので、浅腓骨神経を絞扼しやすい下腿外側部への施術を加えました。
下肢症状は多少残りましたが、腰痛が消失してよろこんでみえたのでホッとしました。
最近は1週間~10日に一度ペースで通って頂いている40代の男性患者様はいつも決まってあん摩マッサージのみのコースで予約時間は22時です。
この日は首に痛みがあるとのことで、調べてみると首の屈曲伸展、左側屈で痛みが出ています。
首の痛みでは先ずベッドで座位のまま痛みの出る動きをしてもらい、次に僧帽筋上部繊維や肩甲挙筋、後頭下筋群など首の動きに関わる筋肉を軽く緩めて痛みの変化を診ます。
こうしてある程度原因に見当をつけてから本格的な治療に入ります。
それでも痛みは減少しても残るケースは多々あります。
一つは頚椎そのものの変形などに関わる場合、二つ目は深部にある筋肉が原因のケースです。
前者は痛みを取り切ることは難しいですが後者は可能です。
今回のようにあん摩マッサージのみのコースでは深部筋にアプローチするのが難しかったり、痛みが取り切れなかったりすることがあります。
そんな時は禁断の手技で痛みを取ります。
禁断の手技は・・・・鍼です。
具体的には運動鍼といって痛みの出る動きをしてもらいながら鍼をする手技で、通常の鍼灸治療でも最後に少しでも痛みを残さないために行います。
あん摩マッサージのみのコースなので本来ならダメなんですが、2、3か所に刺すと痛みが取れることが多いです。(ちなみに鍼代は頂きません)
今回も左側屈痛が残ってしまったのですが、この禁断の手技で何とか痛みを残さず取ることができました。
これでお盆休みの旅行が楽しめると良いですね。
この日初診で来室された30代男性患者様の症状は右側の腰痛です。
前日野球の練習後から痛みが出てきたそうです。
はり治療を希望されていたのですが、今回が初めてとのことでした。
当室にもはりが初めてという患者様も多く来室されていますが、その理由の多くが「友人などに勧められたから」です。
寝違えやぎっくり腰などになった際に友人や職場の仲間から「鍼がいいよ」と勧められて、試しに受けてみようという患者様がとても多いです。
初めて鍼治療を受ける時に人によってはとても緊張したり、怖がったりして筋肉がガチガチになってしまい、刺す際の痛みが出やすくなってしまうことがあります。
また初回の印象が悪いと今後鍼灸治療をやめてしまう可能性もあります。
少し前のデーターですが鍼灸の経験がある人は全体の6~7%という統計があって、業界全体としてもこの比率を高めていく必要があります。
この患者様の場合は特に痛がることもなく、治療後もかなり楽になったと喜んで見えました。
外回りのお仕事なので①無理をしないこと、②コルセット着用なども検討するように伝えて治療は終了しました。
7/6付「鍼灸師への鍼灸治療」で紹介した50代男性患者様が3回目の治療で来室されました。
症状は今までと同じで首から肩甲骨にかけてのこり感や痛みです。
実は前回2回目の際に初回治療のその後を伺ったところ、「翌日に揉み返しのような症状があった」とのことでした。
そのため2回目は電気鍼(低周波鍼通電)ではなく、鍼を10分程度刺したままにする置鍼で鍼治療を行っていました。
2回目は揉み返しのような感覚もなくその後も調子が良かったそうなので、今回も同じ治療を行いました。
治療後は当初あった頚部屈曲や左右側屈での痛みも消失していたのでホッとしました。
やはり鍼灸師への鍼灸治療は少し緊張しますね^^
約1年2ヵ月ぶりに来室されたのは40代の中国人男性の患者様です。
中国は鍼灸の本場なので少し緊張しちゃいます^^
前回はテニス肘の治療だったのですが、今回は右肩甲骨の内側が2日ほど前から痛むそうです。
この患者様はテニスをされているので肩甲骨~上肢が原因ではないかと思いましたが、疼痛誘発動作で検査してみると首由来の痛みでした。
特に頚部を屈曲(下を向く)、伸展(上を向く)、右回旋(右を向く)で痛みが出ています。
上記した疼痛誘発動作を行うと肩甲挙筋を緩めると疼痛が緩和するのですが、痛みの出ている部位はさらに下部にある菱形筋の位置です。
そして痛みの感じから肩甲挙筋による肩甲背神経の圧迫ではないかと考えあん摩マッサージや鍼灸で治療を行いました。
鍼治療は肩甲背神経の走行に関係する肩甲挙筋や後斜角筋を狙うために、右側が上の左側臥位で行い痛みは無事消失しました。
近々中国に里帰りされるとのことで、「円安で大変」と仰ってみえましたが楽しんで下さいね。
1か月ぶりに来室された50代女性患者様の症状は左腰と左鼡径部、左大腿外側に痛みがあります。
この患者様は鍼灸はされないのであん摩マッサージやストレッチ、骨盤調整などで毎回治療を行っています。
疼痛誘発動作などで検査すると左の上後腸骨棘(PSIS)と鼡径部に痛みがあることから仙腸関節障害が疑われ、さらに大腿筋膜張筋や中臀筋で痛みが減少することもわかりました。
そしてそれらを中心に治療したのですが、いつもと違い痛みがあまり変わっていません。
その後も再治療⇒再検査を繰り返し行ったのですが、正直痛みがあまり変わらず時間切れとなってしまいました。
痛みが残った時は多少時間オーバーしても少しでも痛みを減少させるよう治療をするのですが、今回は次の予約もあって時間切れになってしまいました。
こういう場合は申し訳ない気持ちで心苦しいです。
もっと勉強して大門未知子のような失敗しない治療家に少しでも近づきたいと思います。
4か月ぶりに来室されたのは30代女性患者様で症状は左腰の痛みです。
ただ前後屈や左右の回旋・側屈などでは痛みはありません。
しかし長時間座っていたり、寝ている時などに左下背から腰にかけて痛むそうです。
こういうケースでは確率は低いですが内臓が原因ということも考えられますが、この患者様は毎回似たような症状なんです。
一応内臓の可能性は伝えますが、原因としては左脊柱沿いにある脊柱起立筋のコンパートメント症候群ではないかと考えています。
腰部のコンパートメント症候群は長時間の同一姿勢などにより起立筋に負担がかかり、そのため筋内の内圧が上昇して神経や血管を圧迫して痛みが出る症状です。
治療は左の下背・腰。上殿部に電気鍼(低周波鍼通電)を行いました。
運動痛がないのでその場で痛みの変化を確認することはできませんが、毎回同様の治療で改善しているので腰部コンパートメント症候群で間違いないと思うのですが・・・
早く楽になると良いですね。
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