春日井で腰痛・肩こりの整体なら
鍼灸マッサージ室 ゆうせん
愛知県春日井市篠木町の鍼灸マッサージ室ゆうせんの山本眞幸です。
このページでは日々の治療の中で気がついたことや感じたことを書いてみます。
治療が上手くいった、痛みが取れなかったなど
その原因などを自分なりに考えてみたいと思います。
不定期で来室される塗装業の40代男性患者様は仕事で天井の塗装をしていたら首が痛くなり上を向けなくなったということでした。
下や横を向く際はさほど痛みはないのですがとにかく上を向けない状態です。
この患者様は鍼灸はしないのであん摩マッサージのみのコースですが、痛みがとれなければ鍼をすることも想定して治療をはじめました。
首の動きでは上下(屈曲伸展)と左右(回旋)動作では後頭骨・第1頚椎・第2頚椎で構成する環椎後頭関節と環軸関節が動きの約半分を占めています。
また下部頚椎から上部胸椎が硬くなりやすく、特に猫背の人は首の動きが制約されます。
この辺りを治療のポイントと考えてストレッチポールを含めた治療を行い、痛みは多少残りましたが可動域は大きく改善して納得して帰られました。(結局鍼はしませんでした)
ストレッチポールは猫背を改善する効果があるので、結果的に頚椎の動きも良くなることが多いです。
これからも積極的にストレッチポールを取り入れていきたいです。
ここ数日、新規の中高年男性で肩の痛みでお悩みの患者様が2名来室されました。
治療結果が対照的でしたのでご紹介します。
Aさんは40代で3か月ほど前に転倒して以来右肩の痛みが取れず、先日病院に行ったら「五十肩ですね」と言われたそうです。
またBさんは60代で左肩に痛みがあり1年近く病院に通院しているそうなのですが、なかなか治らないということで来室されました。
Aさんは肩の挙上や内旋で痛みがありましたが、Bさんは痛みはあまりなく可動域が狭い状態でした。
結論から言うとAさんはある程度改善してBさんはあまり改善できませんでした。
(もっとも1回で全て治ることは難しいですが・・・)
一番の違いは痛めてからの時間経過だと思います。
Bさんは1年が経過していて、関節包など関節の奥にある組織まで硬くなっているため時間がかかります。
ただAさんは転倒がキッカケだったこともあって「すぐに治るだろう」と病院にも行っていませんでした。
もし「あれ?痛みが引かないなぁ・・・」と思った時点で通院していればもっと早くに痛みが治まっていたかもしれません。
Aさんには無理をしないことと、痛みが戻るようなら連絡をしてもらうように伝え
Bさんには可動域の改善とインナーマッスルのトレーニングなどのセルフケアの指導を行って次回の予約も頂きました。
土曜日のこの日は朝から2人続けて膝痛の男性患者様が来室され、偶然にも共にあん摩マッサージのみのコースでした。
Aさんは60代男性で変形性膝関節症の診断を受けていて、歩行時や荷重時に膝内側に痛みがあります。
またBさんは70代男性で数日前に歩行時に急に痛みが走り、それ以降はゆっくりと歩いているそうです。
症状や原因は同じではないのですが共通していたのが大腿骨に対して下腿の骨(脛骨)が外旋(外に捻じれている)していることでした。
下腿の外旋を修正することを中心に施術を行いAさんもBさんも痛みを0にはできませんでしたが、ある程度痛みを軽減出来ました。
臀筋(大臀筋、大腿筋膜張筋)~腸脛靭帯~腓骨筋という下肢外側にある筋筋膜の流れが硬くなることが多く下腿が外側に捻じられる傾向があります。
その結果膝内部でいわゆる「噛み合わせ」が悪くなって痛みの原因になることがあります。
今回の2名の患者様も下腿の外旋が原因の一部であった可能性が高いです。
5月1日が開業日(4周年)になる関係でお礼のはがきを出しているのですが、受け取った患者様からLINEを頂きました。
先月の治療で電気鍼をしたのですが夜になって痛みが増してしまったのでしばらくはお休みしますとのお話でした。
当室では電気鍼(低周波鍼通電)を比較的積極的に取り入れているのですが、その最大の理由は鎮痛効果が高いこと、筋肉を他動的に動かすことで血流の改善ができることです。
ただ電気鍼に関わらないのですが鍼灸治療後に一時的に脳貧血になる方もいますので、鍼灸が初めてだったり、慣れていなかったり、痛みに敏感だったりする患者様には提案しないようにしています。
今回の患者様は不定期に通っていただいている60代の女性で、従来は自律神経系を含めて体調を整えることをメインにしていた関係で電気鍼はしていませんでした。
ただこの日は膝の痛みを訴えられていたので最後に膝の痛みを和らげる目的で電気鍼を行いましたが、これが原因だと思われます。
この患者様はコロナ禍前から通われていて、今まで電気鍼をしていなかったのも「電気鍼は刺激が強いので、この患者様には合わないんじゃないか?」と感じていたからです。
別の治療法を検討するべきでした。
今回の経験を今後に活かしていきたいと思います。
5月1日が開業日(4周年)になるため毎年4月にはお礼のはがきを出しています。
それを受け取った女性患者様からお電話をいただきました。
その方は化学物質過敏症で当室に初めて来られた際にもベッドや枕に使用しているタオル類の匂いを確認してもらってからの施術でした。
2回ほど来室されて以降2か月ほどは期間が空いていて気になっていました。
お話によると当室で使用している市販の芳香剤の香が合わないとのことで、他の治療院を考えているとわざわざご連絡を頂きました。
私としても考えが及ばす申し訳なかったとお詫びをして電話を切りました。
あまり深く考えることがなかった芳香剤ですが、体にやさしい芳香剤ってあるんでしょうか?
ちょっと考えてみたいと思います。
2ヵ月に1度程度通っていただいている40代男性患者様は膝や足趾の痛みがあります。
この日は右膝内側に痛みがあるとのことでした。
膝内側痛といえば変形性膝関節症を連想しますがお話を伺うとそんな感じではありません。
また運動などで膝内側の鵞足に炎症が起こる鵞足炎とも違うような感じです。
膝を伸ばすと痛いというお話から膝蓋下(膝のお皿の下)にある脂肪体が原因ではないかと考え施術しました。
膝蓋下脂肪体は膝の動きに伴って膝蓋骨の下や奥へと移動し、痛みを感じるセンサーが豊富で痛みの原因になりやすい部位になります。
通常はお皿の下に痛みが出ることが多く部位が異なっていますが・・・
今回はあん摩マッサージのみのコースでしたので鍼灸はしませんでしたが症状は軽減しました。
この方は足趾が痛むモートン病も右でしたので運動連鎖的に何か問題があるのではないかと思いますので、次回以降そのあたりも調べてみたいと思います。
1~2週間毎に来室いただいている40代男性患者様は建築などの仕事をされている関係で体への負担が大きく、腰や首、肘に痛みがあります。
肘の痛みは当初はテニス肘(上腕骨外側上顆炎)でしたが、ここのところテニス肘の徒手検査(トムゼンテストなど)が陰性にも関わらず肘周辺に痛みがあります。
可能性として考えられるのは神経が圧迫される絞扼性の橈骨神経や筋皮神経からの痛みです。
痛みの場所などから筋皮神経ではないかと考えてあん摩マッサージ、電気鍼(低周波鍼通電)で治療を行い症状はかなり減少しました。
テニス肘なら原因は肘から前腕ですが筋皮神経であれば上腕部になり治療部位が違ってきます。
次回以降症状を診ながら治療法や治療部位を考えていきたいと思います。
前回の4月9日に紹介した坐骨神経痛のしびれが電気鍼(低周波鍼通電)で治まった患者様が4月13日に来室されました。
脚のしびれは前回の治療以来治まっているとのことで、まだ多少痛みはあるそうなのですがそれは薬で治まるらしく自身でコントロールできるようになったと喜んでみえました。
このままの状態が続けばあと1回で治療は終了する予定です。
初診の30代の男性患者様は左臀部~下肢後面~足底へのしびれが3週間ほど前からあるとのことでした。
お尻の下(坐骨結節)と膝の裏に痛みの元があると仰ってみえました。
整形外科ではレントゲンだけで「ちょっと腰椎間が狭くなっている」と言われています。
腕や脚のしびれでは原因がどこにあるかを見極めることが重要で、これが特定できなければ症状は治まりません。
仮に腰にヘルニアがあったとしても、それが今あるしびれの原因ではない可能性があります。
今回のケースではしびれがお尻から出ているので原因として考えられるのは腰椎(ヘルニアなど)か、お尻の筋肉で圧迫される梨状筋症候群です。
梨状筋症候群の徒手検査では反応がなく、そしてしびれが足底にあることから坐骨神経の中のS1神経が圧迫されている可能性が高いと判断して施術を行いました。
電気鍼(低周波鍼通電)をメインにして、その前に腰への負担を軽くするため臀部~下肢の筋肉をあん摩マッサージで緩めました。
電気鍼はS1神経を狙い、その走行に沿って行いました。
治療後にはしびれが治まっていて、患者さんも「おお、しびれが取れてる」と少し驚いた様子でした。
まだ1度の治療なのでその後の経過もわからないのですが、腰仙部のS1神経の出どころを狙ったのが良かったのではないかと考えています。
毎回こうありたいです^^
土曜日に電話を頂いた60代の女性患者様
朝起床後にぎっくり腰になり接骨院に行き電気をかけてもらったそうなのですが、症状が全く改善しなかったので何とかして欲しいと連絡を頂きました。
ちょうど空いている時間があったので約90分後に来ていただくことになりました。
ご主人に肩をかりて歩くのもやっとの状態でした。
痛むのは左腰から上臀部で座位では左手をついて体を左に傾けないと座っていられない状態でしたが、幸いなことにうつ伏せが一番楽とのことでベッドで寝てもらいました。
痛みの出ている部位からは仙腸関節性が疑われますが、徒手検査ができる状況ではないので脚長差だけで判断し調整しました。
そして痛みの出ている左腰臀部以外で関連性のありそうな部位をあん摩マッサージで緩めた後で患部に鍼をしました。
痛みが全て取れたわけではありませんが背すじを伸ばして歩けるようにはなり、最後にぎっくり腰のセルフケア方法などを伝えて治療は終了しました。
とりあえず歩けるようになり私もホッとしました(^^)
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